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2011年4月18日月曜日

フラカン22周年祭~ゾロ目だョ全員集合!~@日比谷野外大音楽堂

フラカン22周年祭 ~ゾロ目だョ全員集合!~
2011/04/16 日比谷野外大音楽堂
開場16:45 開演17:30
前売り ¥3,800(全席指定)




今回、チケットがあっちへこっちへ、ぐるぐる回って、
なぜか、すごく良い席で観られることになった。
(譲って下さった方、ありがとうございました!)



早めに着いたので、日比谷公園を散策してたら、
・・・ポツン。
えっ?まさか。
天気予報の雨マーク、見事に消えたはずだよね?
さっきまで、日差しがまぶしいくらいだったよね?
もちろん、雨合羽は持ってきてるけどさ。
あー、おそるべし雨バンド、フラカン。
と、思ってたんだけど、結局本番では降らなかったね。
リハーサルでメンバーが出てきた途端に降り始めて、
スタッフに怒られたらしいけど。

それにしても、物販の列が凄かった。
ジャニー◯みたい。
みんな、フラカンに貢いどりますな。
ええ、もちろん私も貢いだけどね。




夕方5時半、まだまだ明るい中、
お馴染みのSEが流れて、4人が出てくる。
この時点ですでに感無量になっている。

あっ、ドラムセットが変わってる!
(緑と黄色のグラデーションで、フロアタムがダブルだ!)
おっ、あの竹安のシャツ・・・、普段着か?
誰かスタイリストをつけてやって下さい。
と、なるべくしんみりしない方向へ思いを馳せてみたりして。

そして、あとは音に身をまかせるだけなのだ。

実は、指定席のライブって、ちょっと恥ずかしい。
自意識過剰なのはわかってるんだけど、
なんだか見られてる気がして、動きがギコチなくなってしまう。
とくに、まだ明るいうちは。

そんなわけで、最初2曲目くらいまでは、乗りきれなかったな。
しかし『どっち坊主大会』でふっ切れた。
圭介のハープがカッコいいわ。
どっち、どっち、どっちだ~い!って、楽しすぎるZE。

4曲目が終わって、本日のスペシャルゲスト、奥野真哉登場!

髪のセットするのに一番時間をかける男、奥野真哉ですよ。
サングラスはメンズBIGI。
でも、ホンマはこういう感じにしたいんやけど、と、
グレートを指差す。
いやいや、やりたかったらすぐにできるよ。
楽屋にオーバーオールいっぱいあるから。

そういえば、外で並んでるときに、
ヴァン・ヘイレンの『JUMP』とか弾いてるのが聞こえて、
思わず「なんでやねん!奥野~!」と突っ込んでしまったわ。
周りのみなさんは、ちょっとポカンとされてましたが。

そしたら『脳内百景』きたっ。
わーっとなって、踊り狂ったので、
キーボードがどんな風に鳴ってたのかさっぱり覚えていない。
奥野さん、ごめん。

まさかの『空振り』
グレートも、今日コレやると思わんかったよね?と言うてたよ。
たしかに、予想外だった。
けど、考えてみたら、ピアノ入ってるし、
奥野さんが居れば、アリな選曲か。

ニューアルバムから、まだやってなかった曲をやります、と。
『雲の形』
うぉーーー!
地味曲マニアの私の心を掴んで離さない、名地味曲だよ。
あー、沁みる。
本当に、泣いてるような笑ってるような、今の気持ちそのもの。
いったい、どんな形なんだ?

私も大好きな『虹の雨上がり』は、
今まではライブで頻繁にやる曲ではなかったんだけど、
震災以後はずっとやってるんだって。
「自分の歌で、自分が元気になれるから」と圭介。
なんでシングルにしなかったんだろう?
「『空振り』とか、シングルだったから」と、
珍しく竹安が会話に入ってくる。
しかも嬉しそうだ、ニッコニコ。
圭「路線間違えたかな~?」

やっぱり『感七』とか『日々のあぶく』は、
奥野さんが光ってたね。
『感七』で、竹安が、ネックのところで弾くのが好き。
なんか職人っぽくていい。

マエさんがアコギを抱えて、静かに始まったのは
『春色の道』
これが素晴らしかった。
日が落ちてきて、照明も映えて、音が気持よく響く。
このまま曲が終わらなければいいのにと、何度も願った。
ピョンピョンと飛ぶ圭介が愛しくて、ひとつになりたくて、
一緒に飛んだ。
そうしないと泣き出しそうなくらい、感動的だったんだもん。

メンバー紹介。
竹安「風が気持ちいいです」
この爽やかな一言を決して、聞き流さないのが圭介。
かなり喰い付いてたよね。
ミスコニ・・・あれ?何て言ってたっけ?
なんかいいこと言ってたように思うのだが思い出せない。
ごめん、ミスコニ。
グレートからは、盛岡と仙台のライブが決まったという報告。
これからも、全国を満遍なくまわって行きますから、と。
そうそう、それでこそフラカン。

『アイム・オールライト』も
このところ、ずっとやってるんじゃないかな。
みんなアイム・オールライト!って言いたいんだ。
本当は不安でしょうがないから、言いたいんだよね。




M.R.I
It's Only Roc'kyun' Roll
どっち坊主大会
ロックンロール・スターダスト
脳内百景
切符
ああ今日も空振り
雲の形
エコー
感情七号線
ペダルマシンミュージック
虹の雨上がり
日々のあぶく
春色の道
終わらないツアー
チェスト
ラララで続け!
恋をしましょう
アイム・オールライト

深夜高速
元少年の歌
元気ですか

白目充血絶叫楽団
TEENAGE DREAM
真夏の盆踊り

東京タワー




アンコールで『深夜高速』
ギターソロのとこが好き。
ギターがいいのはもちろんだけど、
ドラムとベースが堪らなくカッコいいのよ。
マエさんが今日一番カッコ良く見えたのは、このときだな。

『元気ですか』はずるいわ。
あんなの泣いちゃうに決まっとるだろ。
「未来の日本、未来の君は~」だなんて・・・。
奥野ピアノも決まってるし・・・。
ここでもらった元気を来週、東北に置いてくるからって。
もう全部置いてきちゃって、またゼロからやり直すからって。
圭介・・・かっこ良すぎだろ。
今、思い出しながら、これを書いてても泣けてくるわ。

アンコール2回目は、ガラリと雰囲気を変えて、
『白目~』からのトップギア・スタート。
めちゃくちゃ暴れたZE。
あぁ、ここがライブハウスだったらなぁ。
激しいモッシュの波に突っ込んでいくところなのに、
それが無いのが少しばかり寂しかったかも。
ヨサホったのも久しぶりだったな~。

アンコール3回目は『東京タワー』
奥野さんのアコーディオンが哀感たっぷり。
どうしようもないくらい惨めな言葉が並ぶこの歌が、
微かな希望を与えてくれるのは、
圭介の声が真っ直ぐだから。
力強く、真っ直ぐに、こっちへ投げてくれてるからなんだろうな。

そして最後、4人+奥野さんがステージ前に整列。
やっぱり奥野さんがオイシイとこをもっていくよな~。
手を繋いでお辞儀するときの
奥野さんと圭介の高低差が微笑ましかったね。
最後まで、みんないい顔してたな~。











すごく感動的なステージだったのは間違いない。
これは、まったくの蛇足であり、私見なんだけど、
何かが足りない気がして考えてみた。
で、毒気がなかったなー、と思い至った。
圭介のMCって、もっと毒があるハズなんだよね。
それが、今日はなかった。
毒のある言葉を吐ける雰囲気ではないってことなんだろう。
でも、そういう雰囲気になってるってことが悲しいな。

4 件のコメント:

  1. てるてる作戦成功・・・?
    ヒヤッとしたけれど「風が気持ちいい」ライブを堪能出来て何よりでしたね。

    そうか、いつもフラカンの吐き出す毒気のお陰で、私達も
    体の毒素を吐き出せていたんですね!
    確かにチョイ不完全燃焼気味だけれど、これから徐々に上げていっていただきましょう。

    何故か今朝から筋肉痛が・・・。
    一日遅れで来るところが悲しいですわ。

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  2. 福岡に戻りました。
    いろいろおせわになりました~♪

    「元気ですか」の入りは狡かったですね。
    アレは節電です、節電。
    そして、
    なんかそう…ちょっとバカ炸裂できなくてちょっと残念でした。
    フラカンのせいではないのでしょうけど。

    次は大阪で!

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  3. サフィレット2011年4月18日 23:28

    皆さんの愛と祈りが届き、雨雲を蹴散らしましたね!
    久しぶりに見たフラカンライブは、相変わらずあったかくて、これが実家ってやつかぁ~と思いました。

    それにしても、お元気ですか?未来の日本‥‥時空を超える、伸びやかな歌声だったなぁ。今思い出しても、胸が熱くなります(泣)。もちろん、きっと元気だよ!って信じてます。

    風が気持ちいい、優しすぎる夜でした☆

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  4. >りーさん、tokageさん、サフィレットさん
    どーもどーも、お疲れさまでした。
    やっぱり野音という場所は、特別な感じがしますね。
    時期的なこともあって余計にね。

    私の最後のコメントは、本当に蛇足。
    踊らされて、感動させられて、泣かされて、
    なんか、してやられた感じがして、悔しいのですよ。
    ひねくれ者だからね。

    じゃ、次は大阪野音ですね。

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