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2012年9月12日水曜日

OTODAMA'11-'12 (2012/09/08)~その1~

OTODAMA'11-'12 ~温泉魂~
2012年9月8日・9日 泉大津フェニックス
開場10:00 開演11:00
2日券10,500円/1日券6,500円券(当日7,000円)




天気予報は、曇時々雨。
雨具の用意は万全だ。
おかげで、たった一泊の旅だというのに、結構な大荷物。
仕方がない。
雨の野外フェスを楽しむ為には、それなりの装備と覚悟が必要だからね。

苦手な飛行機で、早朝、びゅーんと大阪へ、ひとっ飛び。
関空に着くと、滑走路が雨で濡れている。
泉大津駅までは、あっさりと辿り着いた。
シャトルバスの乗り場が駅から少し歩かなければならないのだが、
この時点で、雨の気配はなく、予想外に日差しが熱い。
こんなに晴れるなんて予想外だったので、ちょっと焦る。
日焼け止め塗ってないし、アームカバーもないし、
ジリジリと焼かれ放題で、バス待ちは約30分ほど。
乗車時間は20分くらいだったかな。


会場に到着して、まず物販ブースへ。
フラカンのブースはまだ閉まってたので、公式のブースへ。
結構並んだなぁ、45分くらいかな。
この間に、入浴宣言があって、一番風呂のクリープハイプが始まった。

無事に歌劇団Tシャツをゲットし、フラカンブースを見に行くと、
Gとミスコニが売り子をしていた。
とくに他意はないのだが、なんとなくGの方の列に並びながら、
何て話そうかと策を練ってみたけど、結局「アレとアレ下さい」
「あの・・・(と握手を求める手を差し出す)」「どうも」
くらいしか口にできなかったのである。
あー、あと2杯くらいビール飲んでから並べばよかったな。

そんなこんなで、お買い物終了。
基地の設置もOK。(といっても、レジャーシート広げて
雨具の入ったビニールバッグを重し代わりに載せただけなんだけど)
ご飯とビールで、燃料補給も完了。
では、いざ出陣。



レキシ
楽しそうなウワサはいろいろと聞いていたので、期待していた。
その期待どおり、めちゃめちゃ笑えて、楽しかった。
池ちゃんのことも、100sの人ね、くらいしか知らなかったけど、
なんなの?あの喋りの面白さは??
笑いにウルサイ大阪人のハートをがっつり掴んでたよ。

なんといっても、面白いだけじゃなく、演奏力が抜群で、
グルーヴが気持ちいいんだもんなぁ。
豊夢さんのドラムが最高にイカしてた。

とにかく、歌詞がイチイチ面白くて、コール&レスポンスも
馬鹿馬鹿しくて、最高!
「高床式!」「高岡早紀!」って。

そんな小ネタ的なMCが長いせいもあって、
持ち時間いっぱいで演奏したのは3曲だけ。
それも「時間がない!」「怒られる!」と言いながら。

何度も何度もリピートしてたせいで、いまだに
縄文土器~ 弥生土器~ どっちが好き~
が、頭から離れなくて、気付いたら鼻歌を歌っちゃう。
どっちも土器~

1.きらきら武士
2.真田記念日
3.狩りから稲作へ



そういえば、まだSET YOU FREEテントに行ってないな~、と思い、
途中でビールを買いつつ、向かうと、ワタナベイビーが歌ってた。
もう、終盤のようだったけど、
ビールを飲みながら、気持ちよくシンガロング。
ベイビーの新曲(?)と『いけないルージュマジック』を。

最後は、次のメインステージに出る真心ブラザーズの『どかーん!』を、
一足お先に、どかーんと一発やっちゃった。

あいかわらず、落ち着きのないベイビーが可愛かったな。



SCOOBIE DO
真心ブラザーズを聴きながら、トイレ行ったり、
フードエリアを物色したり。
そしたら、露天風呂から音が、シュウくんの声が聴こえてきて、
えー!?スクービー!?
と、焦って駆けつけたんだけど、
まだリハだった。
ちなみに演ってた曲は山下達郎の『Ride On Time』
びっくりするくらいの夏らしい日差しに照らされながら聴くと、
ピタっとハマるんだなぁ、これが。

「俺たちが演ってるときは、晴れるんです。
この後、フラカンに向けて曇ってくるから。」とシュウくん。
でも、本当にこの言葉どおり、この時間帯が一番晴れてたんだよね。

スーツバンドだということをわかってて、
この時間帯の出演を割り振る清水温泉にさんに、
遠回しに文句を言っていたけれど、
そういうタイムテーブルを組みたくなる気持ちはわかる。
真夏の太陽さんさんと降り注ぐ、いかにも夏フェス!
というシチュエーションが、スクービーには似合ってるもの。

なんと、怒髪天の『労働CALLING』のカヴァーが聴けた。
スクービーらしく、ファンキーなアレンジにのせて
ウンガラガッタするのは、ちょっと不思議な感じだったけど、
楽しーーー!

スクービーは、本当にいい。
ファンキーグルーヴが気持ちいいし、
シュウくんの煽りも、完成度が高いんだよなぁ。
おかげで、炎天下で踊らされて、汗だくだよ。


1.太陽と女の子
2.労働CALLING
-MC-
3.おんな
4.ロックンロールは未定
5.Back On
6.Little Sweet Lover


ジリジリと日に焼かれながら、ビール飲んで、踊って、
ちょっと疲れた。
トモフまでは、まったりタイムと決め込む。
この時間を逃すと、まともにご飯を食べる暇がなさそうなので
それほどお腹は減ってなかったけど、軽く腹ごしらえ。
木村カエラちゃんのステージを遠めに見ながら。
もちろん、ビール付。
ビールも大事なカロリー源ですからね。

なんだか、お天気いいのに通り雨っぽいのがパラパラときた。
レインジャケットをかぶって、シートに寝転び、軽く仮眠。
あっちこっちから、いろんな音が聴こえてくる。


星野源ちゃんの声が聴こえてきた。
半分眠りながらだったので、リハなのか、本番なのか、
よくわからないまま『穴を掘る』を聴いた気がするのだが、
公式レポのセトリには書かれてないんだよね。

もう、雨は大丈夫そうだな~と、よっこらしょと起き上がると
そこに大きな虹がかかっていた。
源ちゃんの歌と虹。
ちょっと感涙ものの名シーンだったな。

「ペダルスチール、高田漣」と紹介する源ちゃんの声が聴こえて、
あー、そういば宴会場テントに出てたんだったよなぁ・・・と思い出した。
漣さんのペダルスチール、野外フェスにピッタリの
伸びやかな響きで気持ちよかったなー。

まどろみの中で聴く、源ちゃんの声は毛布のように暖かで、
消えてしまった虹の跡を目でなぞっていると、ちょっぴり泣けた。
そんなセンチメンタルの海に沈みかかっていると、
またもや露天風呂から、盛大にリハの音が聴こえてきて、
シャキッと目覚めたよ。



TOMOVSKY
さぁ、ここから忙しく動かねばならんのだ。
びしっと、フンドシ締めなおして(いや、締めてないけど)いくぜ。

移動に時間をかけたくないので、
あまり前まで行かずに待機。
でも、わりと小柄な人が多かったのか、視界はなかなか良い。

おなじみの『歌う46歳』で幕開け。
三拍子が気持ちいい。

トモフの自由奔放さは、どこからやってくるんだろう。
あの開き直りの自己肯定は、とことんの自己否定の裏返し。
表裏一体のように思えるんだよなぁ。
ハルさんと並んでいると、余計にそう感じるんだよね。
双子なんだもん。

遠くの空を指さして、
「あそこにある黒い雲が、こっちに向かってきてるね。
あれが、フラカン雲!」
と言い放つ、トモフ。
なんだか、本当にそんな気がしてきたわ。

でも『スポンジマン』でシューッと、雨を吸い込んだから、
きっと大丈夫だと信じてるよ。


1.歌う46歳
2.脳
3.文句いわない
4.カンチガイの海
5.こころ動け
6.我に返るスキマを埋めろ
7.スポンジマン



エンディングの『歌う46歳』を一緒に歌いながら、少しずつ後退。
次は、いよいよ元春だ。

2 件のコメント:

  1. おーー!フェスですなぁー!
    そして、いよいよ!
    Someday期待してます。
    信じる心、い、つ、ま、で、も~♪

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    1. >tokageさん
      フェスって、参加当日は少々しんどくても楽しくて乗り切れてしまうのですが、
      その後がたいへん。
      こうやってレポまとめる(まとまってないけど)のも、体力勝負ですよ。
      もう少し、お時間下さいね。

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