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2015年4月20日月曜日

フラワーカンパニーズワンマンツアー「Stayin' Alive」@日比谷野外大音楽堂

フラワーカンパニーズワンマンツアー「Stayin' Alive」
4月18日(土)日比谷野外大音楽堂 
open16:45/start17:30
前売¥4,200(税込/全席指定) 



驚くべきことに、いいお天気だった。よく晴れた。
それでも油断大敵。
簡易雨合羽だけは、カバンに入れておいた。

私にとって、今回で4回目のフラカン@野音。
2009年10月17日
2011年4月16日
2013年4月21日


野音に着くと、すでに物販には長蛇の列ができていたのだが、
先に来て並んでくれてたSさんのおかげで、目的のブツは全部買えたのだ。
本当にありがとうございました。
で、さっそくhotspringTシャツから、野音Tシャツに着替え、
身も心もフラカンモードに入る。

今回の席も下手の端っこ、グレート側である。
でもAブロックだから、ステージ近いし、かなり見晴らしのいい席であった。
くじ運の良くない私にしては、上出来だな。


まだ明るいけれど、少しずつ日が傾いて暮れかかってきた頃、
SEが鳴って、メンバーが登場。
特筆すべきは、グレートの衣装。
ベージュのオーバーオール(ヌーディーな色味で、一瞬裸に見えた!)に
ショッキングピンクのマラボーを首にかけている。
「ちょっと肌寒かったから、羽織ってきた」らしい。
ちょっとした防寒グッズ、羽織りものという扱いみたいよ、Gにとっては。
演奏中も、このピンクの羽が抜けて、フワフワと風にのって
野音の中を舞っていたのが面白くて、ずっと目で追いかけてしまった。
屋外で風に吹かれながら、ステージを観ていることの気持ちよさ、
その象徴みたいな気がしたから。

2曲目『永遠の田舎者』は久々だったかなー。
ありったけのデカい声で、首筋に力と愛をこめて歌う圭介の姿に
ウルっとなった。
まだ始まったばかりだというのに、手加減なしの全力投球。
跪いて少し天を仰ぐようにして、声をはり上げてる様が
キリキリと突き刺さるほどに愛しくて、愛しくて・・・。

今回のレコ発ツアーでは、毎回、ニューアルバムの曲を全曲演るという、
今までのフラカンにはないスタンスで臨んでいる。
それだけ、この新しいアルバムが、フラカンらしさ全開で
ライブ映えする曲が揃っているということなんだろう。
SONYに復帰してからのアルバムは、最高傑作だの名盤だのを目指し、
やや気負いすぎのきらいがあったのだが、今度は少し違う。
もちろん、後々残っていくものだから録音された音源も
大事に考えなきゃいけないのは当然なんだけれど、
フラカンというバンドのコアがライブにあることは周知のこと。
そのコアの部分を真っ直ぐに見据えて作った新曲たちだからこそ、
ステージで鳴らされるとキラキラと(あるいはギラギラと)輝いて、
聴衆の心をぐいっと掴む力を持っているのだろう。
次々と演奏されるニューアルバムの曲を聴きながら、
そんなことを考えていた。

「晴れたねぇ」と、今日がお天気になっとことが誇らしげな圭介。
野音といえば、雨とか異常低温とか、ずっとお天気に恵まれなかったからね。
(雨バンドだから、しょうがないねぇ・・・)

『深夜高速』は、もう10年くらいライブで演り続けてるという話。
K「だから、1年に100回として・・・10年だと・・・110回くらい???」
G「・・・?」
K「あれ?たいして歌ってないなー」
G「なんで100回と10年を足すんだよ!掛けるの!1000回だろ!」
なんていうコントみたいなやりとりがあったりして。

武道館については「みんなの協力が必要です!」と。
「武道館タオルを作ったから、フェスやイベントに持っていくように!」
「とくに日付のところが目立つように、色塗るとかして!」
人がいっぱい入ればそれにこしたことはないけど、
そうじゃなくても、きっとそれなりに達成感があると思うよ・・・って。

『未明のサンバ』→『夜明け』
まるでこの流れと逆行するように、日が沈んで辺りが暗くなっていった。
いつもジーンとしてしまう『夜明け』のアウトロでは
ステージの真っ白な照明が、夜明けの真新しい光を再現しているようで、
本当に感動的だった。



はぐれ者讃歌
永遠の田舎者
short hopes
地下室
この世は好物だらけだぜ
切符
死に際のメロディー
LOVE ME DO
すべてはALRIGHT(YA BABY)
感じてくれ
深夜高速
祭壇
未明のサンバ
夜明け
チェスト
脳内百景
星に見離された男
マイ・スウィート・ソウル

東京の朝
ロックンロール
NODE CORE ROCK'N'ROLL

ファンキーヴァイブレーション
サヨナラBABY



ゲストもサポートもなく、本当に通常営業のフラカンのライブ。
兵庫さんもブログに書いてたけど、野音のステージが
普通に似合うバンドになったのだよ!

だから・・・。
ギターを忘れちゃうほど、浮つかなくてもいいと思うよ!(>竹安)
電車に乗る前に気付いてよかったね。



最後は、高崎ライブのときにいただいたダルマに目を入れて、
めでたし、めでたし。

終了は、制限時刻の1分前だったそうな。
素晴らしい!


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