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2015年5月19日火曜日

第4回 パンダ音楽祭

第4回パンダ音楽祭
2015年5月17日(日)
上野恩賜公園 野外ステージ (水上音楽堂)
13時開場 13時30分開演(19時終演予定)
チケット前売券 2500円
出演:曽我部恵一/奇妙礼太郎/蜜/AMEMIYA 
/DJみそしるとMCごはん/チャラン・ポ・ランタン/Rei
司会:藤岡みなみ(パンダ研究家)





今年もやって来ました、パンダ音楽祭。
今回で4回目らしい。
自慢じゃないが、皆勤賞なんだぜ、私。
もう、出演者がどうとか、そんなこと関係ない域に達している。
大人の遠足といったところでしょうかね。

ゆるい雰囲気で、いい感じのイベントなんだけど、
年々人気が高まってきて、チケットが取れにくくなっているようだ。
チケット発売開始5分で即完売なんてことにならないといいけど・・・。
そこだけがちょっと心配。

去年は結局、まともな感想が書けなかったから、その反省をこめて、
今年は早めに、短くまとめておきましょう。


チャラン・ポ・ランタンは、パンダ音楽祭皆勤賞。
前日にも、ここ上野水上音楽堂でパンダ音楽祭との連動企画となる
ワンマンライブ「ブタ音楽祭」を開催していたお二人。
出番が終わった後も、転換中に藤岡みなみちゃんの司会を
サポートしたり、かなりの大活躍。
今回のパンダ音楽祭に関しては、間違いなく殊勲賞&功労賞もの。


Reiちゃん。
あちこちから入ってくる「ギターが凄い」というウワサは聞いていた。
プロフィールを見ると、22才ということだったが、
ステージに出てきた女の子は、中学生か高校生と言っても通りそうなほど、
華奢で小柄で可愛らしい。
小ぶりなギブソンのLG-2にピックアップを付けて、
度胆抜くような華麗なカッティングで、会場の視線を釘付けにした。
か、か、か、カッコいい・・・。
と、唸るような溜め息がもれてしまった。

まるで、ブルースの天使がそこに舞い降りたみたいだった。
恍惚感に包まれて、涙が出る。

すごくいいステージだった。
(今回のnemuri的MVPは、Reiちゃんに決定!)


Reiちゃんの物販には長い列ができていた。
私もミニアルバムを買い求め、ご本人のサインをいただくために
その列へと加わっている間に、DJみそしるとMCごはん
ステージが始まった。

ご存じの方も多いかと思うけれど、ヒップホップが苦手なのですよ、私。
しかし、まぁ、なんだかよくわかんないけど、
かわいいガールが、ごはんをネタに歌ってると、
お子様も楽しそうだし、ほのぼのとしていい感じでしたわ。

3曲分、客席でシェイクされた牛乳と卵は、
ちゃーんとアイスクリームにできあがりましたとさ。
めでたし、めでたし。


で、芸人のAMEMIYAさん。
ムダにイケメンで、ムダに熱くて、面白かった。
上野まで歩いて来られるくらいのご近所にお住まいらしいよ。
季節的にはちょうどよかったんだけれど、
冷し中華は出てこなかったね。


想像してたのとは、ちょっと違った のお二人。
ボーカルのウニさん、ちょっと不思議キャラやね。
サラッと流してしまえない、アクの強さをお持ちでしたわ。
好きか嫌いかは、この際わきに置いといて、
のれるところはのっていかないと楽しくないからねぇ、こういう時は。
ということで、ちゃんと“アンパン”やっときました。


奇妙くんは、ここ最近私が観た中では、声が一番出ていた。
野外に響く歌声は、本当に気持ちがよく、同時にキュンとさせられる。
なのに、あいかわらずのSっぷりで、時間ばかり気にしてるんだもんな~。
せつなくなるから、やめてー!

『天王寺ガール』で始まって『オーシャンゼリゼ』で締めという
奇妙くんの王道のセトリは、なんだか懐かしかった。
ほんの数年前のことだけど、忘れてしまったものを
思い出させてくれるような歌が聴けて、嬉しかったよ。


曽我部さんは、皆勤賞であり、不動のトリでもある。
残念ながら、去年は途中退場してしまったので見逃してしまったが、
熱量の高いパフォーマンスに、毎回胸がかきむしられる。
すごく優しい顔して歌ってたかと思ったら、次の瞬間には
何かに憑かれたような切羽詰った表情でギターを掻き鳴らしたり、
そのギャップがたまらない。

で、最後はやっぱり、ギターの弦が切れてしまった。
これは最早、パンダ音楽祭の定番か?




では、また来年まで、ごきげんよう。



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